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[ 伝道のタネ ]
照第一天 発心修行菩提涅槃 生死正しく歩まんと、 道を求めて心を発こす。 己、未だに度らずも、 他者先ず度さん、営まん。 一切移ろう無常の中に、 いたずら任せぬ志念あり。 縁起の諸法に無我を知り、 共に生きるをつつしみて、 この世限りと限りをつけず、 縁に報いて私離る。 衆生を済う慈しみ、 悲しみ憐れむ心あり。 他者の楽しみ我が喜悦、 見返り求めぬ大捨なり。 只管に坐り、御法に住い、 無上の生死に導かん。 |
2006/05/05 13:22 |
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[ 伝道のタネ ]
四弘誓願文 菩薩として生死する 御仏様の、弟子として、 適う生き方、隔てせぬ。 限りをつけず、済い行く。 御仏様の、弟子ならば、 己のこころ、修むべし。 尽きせぬ欲望、退けん。 御仏様の、弟子たれば、 承けて学ぶに、終り無し。 教えの慈悲に、応えなん。 御仏様の、弟子たらん、 上無き道を、成し遂げん。 生死も別無し、皆のため。
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2006/05/05 13:23 |
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[ 伝道のタネ ]
安身立命 普く自他を利するなり この国、むかし過った。 世のため、人のためなりを、 限りをつけて考えた。 さらにお国のためなりと、 わたくし殺して公に、 尽すばかりを強要す。 戦い止んで人々は、 国に尽すを後悔し、 なおさら大きな誤りの、 自分のためだと思いこむ。 教え受けずにつつしみを、 知らぬ人々溢れたり。 正しく持つべき考えは、 自ら貴さ損なわず、 世のため、人のためなりと、 限りをつけず利すること。 二度ない命の我らなり。 欲を張らずに、我が侭せずに、 今生つつしみ調えん。
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2006/05/05 13:25 |
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仏として心に迎え、 共に生死の苦を越える 黄泉の国、山逝く伝え、然り乍ら、 縁にて生まれ、縁に帰す。 慕う想いに限りなし。 輪廻転生、赤子から。 たとえ生れ変わるとも、 大人で生まれた者はなし。 南無帰依仏と唱うべし。 教えを学びて願いあり。 南無帰依法と唱うべし。 正しく生死の心あり。 南無帰依僧と唱うべし。 仲間と歩む誓いあり。 大人に目覚め修善に誘い、 無明で生まるを育まん。
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2006/05/05 13:27 |
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実相を染汚せず、孝道に調え歩む 仏祖の開いた済い受く、 大きな慈門の懺悔あり。 哀れみ我に分布せり、 実相、只管に行じゆく。 懺悔に清淨、会得せん。 まさに仏戒受けるべし。 孝を名付けて戒となす。 七世の父母に生を享け、 社会の安寧、有り難く、 衆生の縁に生かされん。 仏の悟りに教え承け、 真理を厳につつしみて、 向上めざして朋たらん。 慈悲の恩沢いただきて、 報いる心に戒を持す。
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2006/05/05 13:30 |
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仏祖正伝するは出家成仏なり 出家の法は無限の励み。 仏向上事に精進せん。 仏門、入るに得度あり。 己を後に、他を先に、 一切衆生に利すべきと、 誓いて自ら髪落とす。 剃髪最後に周羅問答。 仏のみ能く、除くなり。 師匠代わりて剃るは是か。 弟子の内なる仏が許す。 入道、覚悟を問い質す。 今生、けじめの引導に、 無余の入道、覚悟せん。
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2006/05/05 13:32 |
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精進とねぎらいもてなし 精進勤める行いは、 雑にならずに退かず、 進むべきこと精ならん。 設斎営み、その後も、 悲哀を支えた人々に、 骨身を惜しまぬ同胞に、 遠くを厭わぬ朋友に、 感じてもてなしいたすべし。 謝してねぎらいするべきぞ。 今は昔のこととなり、 忙しいゆえ同じ席、 半精進なる工夫聞く。 例え兼ねるも精進保ち、 行い慎み弁えん。
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2006/05/05 13:34 |
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共に見守る日送り 冥途の旅に立つと云う。 想える心に二つあり。 臨終直ぐに立つ真と、 四十九日経た誠なり。 旅立つ真を追慕して、 七週供養の手向けせん。 生前、修造の善悪の、 業果に冥助を願いたし。 悲しみ惑う遺族をば、 残して誠は出掛け得ぬ。 暫し特為に留まりて、 悲しみ癒えるを見届けん。 仏の弟子の直心に、 三宝唱えて日送らん。
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2006/05/05 13:38 |
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清浄発願 心の相続のために つらい、悲しい、やるせない。 誰でも夢中で過ごしてる。 でも御仏様は限りない。 己を出でてみんなへと、 尊い教えを伝えてる。 その尊さを受け継いで、 共につとめる弟子たれば、 同じ願いを持っている。 己を出でた心こそ、 時空を超えた目覚めなり。 垣根の中に夢中では、 受けた心に報い得ぬ。 願いに応え受け継がん。
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2006/05/05 13:40 |
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利と敬と行を具えた法事
法事は仏の供養なり。 仏心、学び手伝わん。 行持をととのえ当仏の、 ほとけごころを現わさん。 招きを受けた人々を、 皆のため為る尊い人と、 信じて敬い供養せん。 膳を食べるは身心保つ。 供養の真心受け取らん。 もてなし受ける膝元に、 引物あるは当仏の、 皆のため為る仏心示す。 己のためだけ食べる無く、 限りなき宗、持ち帰り、 皆へめぐらす糧とせん。
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2006/05/05 13:36 |
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供養安心 供養はお手伝い 何故に慎む、どうして拝む。 安らぎ願い拝むんだ。 みんなを導く仏様。 仏のお弟子のお手伝い。 貴方の芳さを忘れない。 大事な方と思ってる。 安心してと敬って。 本音と建て前ありません。 心に内外、作らない。 仏の導きしっかり受けて、 歩む我らを護らんと、 しずかに天もみそなわす。 まことを胸に、日送らん。
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2006/05/05 13:59 |
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立塔供養 衆生に利益する こころは見えず触れない。 こころにやどる大事さを、 いかにあらわし伝えなん。 お塔婆立ててあらわすは、 あまねく済うみほとけの、 分け隔てなきこころなり。 供養のまことは手伝いと、 祈りを込めて立てるとき、 利益のちからは限りなし。 知らずに具わる尊さも、 功徳もつつしみ回向せば、 我らはまさに済われん。
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2006/05/05 14:01 |
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因果歴然 哀しみからの教え どうしてそこまで損なうか。 結果は来ないと言いたいか。 自分で作れば自分で受ける。 悪縁もたらし周りも感化。 今生受けるは罰当たり、 自ら貴さ損なった。 次生に受けるは必罰と、 あれが悪しと悔やまれん。 その後の痛恨極み無し、 己の背中が手本なり。 刹那相続、三時あり。 結果が熟すに間があるも、 その間を知らずに錯るか。 悪の報いは必ず有らん。
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2006/05/05 14:05 |
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自作自受 一体の修行と証明 まず信じるは、浄らかさ。 無常と無我の厳かさ。 二度ない我が身の温かさ。 大事な方のお手伝い。 みんなを導く尊さと、 教えをうけて努めてる。 行ううちに我が手見て、 修めているのは自分だと、 影なきひとの導きに、 明らめ思う有り難さ。 我らが貴さ、損なわぬ。 上無き歩みに、証しゆく。
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2006/05/05 14:07 |
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懺悔帰信 仏も昔は人なりき 善いことすればプラスができる。 悪いことなら、マイナスできる。 精進忘れて放逸ないか? 善だと思うも揀択ないか? 小さいことと見ぬ振りないか? 素直に認めて仏に懺悔、 功徳の力がマイナス減らす。 反省学びて仏に習う。 教えの善行、プラスとならん。 分別、理屈で誤魔化さず、 導き信じ、懺悔をすれば、 過ち許せる心ができる。 お懺悔に仏ごころを承けとらん。
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2006/05/05 14:09 |
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勇猛心 無間の精進 証明無いもの、信じぬと。 道を尋ねて、証明取るか? 修めるところに、証しあり。 薬も飲まねば、治せない。 水面に二隻、船がいる。 一つの船は、錨を下ろし、 相手の船は、ただ浮かぶ。 海が凪なら、変わりなし。 波風立てば、同じく揉まる。 錨を下ろした船の方、 流さる心配せずに済む。 でも錨を下ろさぬ船はと言うと、 揉まれるどころか、座礁を恐る。 錨は見えぬが、嵐に強し。 心の信は、難儀に毅し。
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2006/05/05 14:12 |
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孝順持戒 孝を名づけて戒と為す まこと悟りて教えあり。 得難き教えに導かれ、 已に受けたる有り難さ。 さとりに応えて生かします。 まことを学びて浄らかに、 なかまと共に正道求む。 悪は造らぬ、作れば直し、 善きこと進みて調えん。 皆への利益の悦びに、 頓に誓いて、次第に満ちる。 三帰三聚の孝行あれば、 守るこころも仏の心。 修む我らに証されり。
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2006/05/05 14:23 |
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受戒入位 戒は摩尼珠の如し 三帰三聚を体とし、十重禁を衣とす。 身の戒め、安らぎを。 生命を育み、殺さない。 励みを尊び、盗まない。 敬い宗とし、淫らなし。 口の戒め、智慧証す。 語を制して、嘘つかず。 飲酒を慎み、損なわず。 来し方観じ、過を説かず。 傲らず猜まず、諂わず。 意の戒め、慈悲の本。 努めと財を、惜しまない。 心を護り、怒らない。 仏法僧宝、謗らない。 禅戒已に調えば、法に住して乱れ無し。
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2006/05/05 14:24 |
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檀信利生 教えは誰の為に 世間の秤、役立つ立たぬ。 人の評判、されるも、するも、 さらに損得、苦楽あり。 世知の辛さに挫けずに、 限りを出でた心に立たん。 比べねば、已に咲きたる、我らなり。 咲かせたまこと、受けたる縁、 つぼみは誰が咲かすべき。 思いのたけは、言の葉伝う。 思い遣るのも、励ますも、 尚き心を育まん。 行い単に彼のために。 返るものなど、希がわずも、 自然に清き酬いあり。 我他彼此なくば、良いとは言うが、 言って放つは、情なき。 言うこと同じ、異なり何処。 潜み入りたる限りなり。 具わり証かさん、願いに生きん。 まこと咲かさん、皆ともに。
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2006/05/05 14:25 |
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仏壇 家庭のよりどころ お仏壇に、ご飯を上げる。 ご先祖様は、食べるかな? お姿見えず、食べるも見えぬ。 ご飯を上げるは、何のため? ご先祖様は、仏のお弟子。 敬い応えて、お受けになるが、 お仏さまなら、限りは持たぬ。 ご自分だけで、食べたりしない。 小さな器に、つつましく、 供えたご飯を、活かされて、 分け隔て無く、みんなへと、 大きな済いに、使われる。 ご飯を食べるは、何のため? 自分のためと、限りはやめる。
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2006/05/05 14:25 |
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菩薩としての再生と旅立ち 仏のいのちの生死なり。 菩薩の三業、修証せん。 臨終その時、言葉は止まる。 寺僧を請して、お剃刀。 そして仏の経を誦す。 それより口業の再生あらん。 お葬儀つとめて葬るも、 供養のまことに姿を示す。 その場に身業、再生見たり。 七七日に応供を学び、 悲しみ聊か癒えんとす。 一切導く旅へと立たん。 その時、意業の再生成らん。
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2006/05/05 14:26 |
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追慕善行 衆生済度の旅立ち 我らがいのち、何処から。 与えてくれた、護りをうけた、 教えをうけた、そのいのち。 弁えるなら、自ずから、 応えて行かんと心せん。 借りたら返すは、当たり前。 返せと言わねば、どうすべき。 己を見据え、縁を感じ、 さらに想いて、報いなん。 後生を託す、行く人と、 跡を承けたる、慕う人。 隔て無き宗、肯えば、 共に修める、皆のため。 今を生きるは、有り難し。
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2006/05/05 14:26 |
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南無観世音菩薩 願いは誰にでも 三十三に身を現じ、 観音様は誰にでも、 救いのわざと畏れ無き こころを与えて導けり。 見えぬ心と見える物、 人の意識は哀しくありて、 執われなのに拠りたがる。 情けにあとは残らねど、 情けを受けぬ者は無し。 誰でも援けを願うなり。 受けたる我と思うとき、 こころの便り届くべし。 娑婆も浄土も心から。
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2006/05/05 14:27 |
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情けは人のためならず 困っている人、手を貸すと、 貸した相手が貪らん。 そんな理屈で何もせぬ、 怠けの利己心、幅効かす。 情け掛ければ、返るべし。 廻り廻って、やがて来る。 指折り数えて待つならば、 なんと本音は打算的。 情けは水に流すべし。 恩義は石に刻みなん。 情けを恩と受け止めて、 恩に報いる心を育て、 ひたすら努める皆のため。 普く自他を利するなり。
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2006/05/05 14:28 |
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不染汚 正修行、正信心、正信身 発心正しからざれば、 万行空しく施すと。 銘じて悪を作らず、 衆善をつとむ。 心が欲に染まりなば、 智慧が隠れて過ち作る。 怒りの想い限りから、 総てを無くす炎の災禍。 愚かさ認めず重なりて、 貴さ自ら損なわん。 上無き道は限りを出でる。 心に定むは名利を捨てる。 心を自ら浄く持ち、 生死がまことと覚悟せん。 無上の道を歩むもの、 欲身ただし、勝願立てて、 仏の生死を学ぶべし。 |
2006/05/05 18:17 |
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布施の智慧 環境の維持と創造 西洋に、ノブレスオブリージュあり。 地位ある者の責務なり。 責務を負わぬ者もあり。 東洋に、檀那行あり、布施という。 己の力、頒ち与うが、旦那なり。 仏の行持は、普遍の教え、 誰でも力は、必ずあらん。 たとえ小さな力でも、 行い必ず縁となる。 大きな力ある人は、 大きな布施を行わん。 享けたる力は縁から、 縁を享けぬ人は無し。 縁を感じぬ者なかれ。 貪らず、自ら力を頒つべし。
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2006/05/05 18:18 |
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頓了無生 めぐりあいを活かす 死ぬってどういうことだろう。 では生きているとは何だろう。 死んだら何にも無くなるのかな。 生きれば何でも出来るんだろか。 死んだら苦しみ感じるのかな。 生きると辛さも有るのかな。 喜ぶことは、行おう。 一緒の人にも、居なくても。 悪口言っては、いけないだろう。 会える人にも、別れても。 心配掛けて、済まないと。 生きてる人に、亡き人に。 本音建前、使い分けずに、 生死を超えて、正しく在ろう。
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2006/05/05 18:19 |
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行持報恩 正法に逢うを願う 鳥、空無ければ飛べず、 魚、水無ければ泳げず、 人、地無ければ生きず。 正しい御法、何処から、 考え作りしものならず、 真理に目覚めし宝なり。 導く教え、何故に、 大慈、大悲の心から、 大喜、大捨の済いから。 限り出でずば、仏と成らず、 正法逢わねば、道成さず。 悟りを示すは大恩なり、 まさに報ゆは大人なり。
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2006/05/05 18:19 |
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是諸仏教 法を聞き法に正す この生死は仏の御いのち。 私事の生命ならず。 生死に執せず、厭わざれ。 もちろん名利も求めない。 仏のいのちを損なわず、 上無き道に、生死せん。 願わくは心の蔵を汚さない。 心の蔵に積まれるものは、 心のベクトル、業ならん。 悪を造れば悪業できる。 悪業、智慧を曇らせて、 さらに悪業増やすなり。 善を修めて善業なさん。 蔵に善業積みゆけば、 自らベクトル正しくし、 心の蔵は浄からん。
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2006/05/05 18:20 |
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己れに随い行くは、只是れ善悪業等のみなり 道理に背きて悪を作し、 道理に遵い善を修す。 悪を造りて、悪業感ず。 自分の様な行いさせぬ。 それに帰れば仏様。 善を修めて、善業伝う。 貴方の様な行いしたい。 それに驕らぬ仏様。 善悪業は、不亡なりとも、 懺悔に済われ受戒に完つ。 仏の法に両足承けて、 諸法実相、学ぶべし。 生き死に過誤を嘆かずに、 生死を大事と修証せん。
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2006/05/05 18:20 |
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[ 伝道のタネ ]
利己心なき導きの人として仰ぐ 一切衆生を導く仏。 やさしく言えば皆の為。 生者は自己愛あるけれど、 御先祖様は仏のお弟子。 自分の為など露も無し。 仏戒受けて正道入りて、 仏の教えを学びて歩む。 仏壇、要に仏を迎え、 先祖は永久教えを聞かん。 学びて教えを世間に伝う。 先祖の学びを実現すべく、 人びと導く正師と承けて、 利他を先とし仏道成さん。 我等と衆生と皆ともに。
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2006/05/05 18:21 |
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[ 伝道のタネ ]
自己責任? 共感か、他人事か 弁当持って、ピクニック。 友達持たねば、何とする。 分けて与うは為すべきと、 分けて食べたら更に美味。 その場に居ない人が言う。 持って来ないは本人だ、 自己責任だというけれど、 それは他人事、情け無し。 身に付くべきは、共感と、 みずから行う、清らかさ、 済うこころの、限り無さ。 持って来ないは相手だが、 分けて与うは、自分なり。 行う己を、願うべし。
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2006/05/05 18:22 |
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