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花を咲かそう
檀信利生 教えは誰の為に 世間の秤、役立つ立たぬ。 人の評判、されるも、するも、 さらに損得、苦楽あり。 世知の辛さに挫けずに、 限りを出でた心に立たん。 比べねば、已に咲きたる、我らなり。 咲かせたまこと、受けたる縁、 つぼみは誰が咲かすべき。 思いのたけは、言の葉伝う。 思い遣るのも、励ますも、 尚き心を育まん。 行い単に彼のために。 返るものなど、希がわずも、 自然に清き酬いあり。 我他彼此なくば、良いとは言うが、 言って放つは、情なき。 言うこと同じ、異なり何処。 潜み入りたる限りなり。 具わり証かさん、願いに生きん。 まこと咲かさん、皆ともに。
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2006/05/05 14:25
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