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今生の間に

安身立命 普く自他を利するなり

この国、むかし過った。
世のため、人のためなりを、
限りをつけて考えた。
さらにお国のためなりと、
わたくし殺してに、
尽すばかりを強要す。

戦い止んで人々は、
国に尽すを後悔し、
なおさら大きな誤りの、
自分のためだと思いこむ。
教え受けずにつつしみを、
知らぬ人々溢れたり。

正しく持つべき考えは、
自ら貴さ損なわず、
世のため人のためなりと、
限りをつけず利すること。
二度ない命の我らなり。
欲を張らずに、我が侭せずに、
今生つつしみ調えん。


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コメント

1. 名前:住職 - 2006/05/05 13:42
自己コメント☆今「15年戦争」などと呼ばれている昭和20年までの戦争において、日本国は隣国から加害者だったと言われております。しかし国民そのものは「滅私奉公」「自己犠牲」の言葉の下に、自己の大事さえ求めることができませんでした。そして戦後になると、その反動として、公共よりも「自分のためだけ」に走り、さらには自分の子供に「世のため、人のため」という考え方すら伝えられぬ人々が多くなったと思うのです。悲しい事ながら「つつしみ」という言葉をも、「我慢すること」と理解する、本音・建て前使い分けの生き方になってしまったのではないでしょうか。

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