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普く済う心

立塔供養 衆生利益する

こころは見えず触れない。
こころにやどる大事さを、
いかにあらわし伝えなん。

塔婆立ててあらわすは、
あまねく済うみほとけの、
分け隔てなきこころなり。

供養まことは手伝いと、
祈りを込めて立てるとき、
利益のちからは限りなし。

知らずに具わる尊さも、
功徳もつつしみ回向せば、
我らはまさに済われん。


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