新亡者の中陰供養には、加行として設斎法事を行うのが正式です。
しかしながら諸般の事情から、忌日に自宅に加薬ご飯や精進寿司等を用意し、ご焼香に来た方やご近所にふるまうことが、略法事として伝えられております。この場合、寺での法要(塔婆供養)の際には、当仏と住職と有縁無縁に献飯して、供養の誠を表すことが大切です。
また忌日に都合がつかず代参も頼めない時や、希望の時間に住職と都合が合わない時もあります。この場合にはやむを得ないこととして、不参法要を受け付けております。住職が塔婆供養を勤めておきますので、ご都合のついた時に塔婆を受け取り墓参をお勤めください。
前述の内容をふまえて、毎週の忌日の二日前に、法要の時間の予約や、不参法要の申し出を行ってください。
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