瑞川寺(ずいせんじ) 曹源山(そうげんざん) (山号)
宗名
曹洞宗(そうとうしゅう)
日本開宗
お釈迦(しゃか)様から受け継がれた教えを、道元禅師(どうげんぜんじ、西暦 1200 年〜 1253 年)が我が国に伝え、四代 瑩山禅師(けいざんぜんじ、西暦 1268 年〜 1324 年)が、いっそう盛んになされました。道元様を高祖(こうそ)、瑩山様を太祖(たいそ)と仰ぎ、お二人を両祖大師(りょうそだいし)といただきます。
大本山
- 永平寺(えいへいじ) 高祖道元禅師御開山 福井県吉田郡永平寺町
- 總持寺 (そうじじ) 太祖瑩山禅師御開山 神奈川県横浜市鶴見区
御本尊
釋迦牟尼佛(しゃかむにぶつ)
お唱え
南無釋迦牟尼佛(なむしゃかむにぶつ)
教え
生まれながらに持っている仏ごころに目覚め、ひたすら眞理に 住 ( じゅう ) して生きるのが禅であります。人はともすると我が侭なはかりごとをして、本来の自己を偽り、 苦しみ悩みのもとを作っています。しかし受けついだいのちの尊さに気づき、 過ちを懺悔(さんげ)して真心をもって生きようとするならば、心が落ち着いて、おのずと生活が整えられ、人生が明るくなり、社会に役立つことを喜び、他の人の弱さを許し導き、またどんな苦難にも耐えていこうとする信念が培われていきます。本来に帰りついた安心の中に、自分を見つめる坐禅に親しみ、生きがいと幸せを発見するのが、禅の実践であります。
御経
修證義(しゅしょうぎ)、般若心経(はんにゃしんぎょう)、観音経(かんのんぎょう)、壽量品(じゅりょうぼん)などの経典(きょうてん)を読誦(どくじゅ)します。
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