仏は悟りを開かれて 諸仏の行い無所得の 只管の坐禅を証明し 難受の人身正されり 六年苦行に揀択捨てて 尼連禅河に身心すすぎ 樹下に黙坐し成道す 寂静無為に四諦を空じ 万法受ける自利をば覚え 万法応えて利人に打坐す 仏家の正門 坐禅なり 正身端坐の仏に帰り 自受用三昧 嫡嗣せん
苦集滅道