仏祖の開いた済い受く 大きな慈門の懺悔あり 哀れみ我に分布せり まことを只管に行じゆく 懺悔に清淨会得せん まさに仏戒受けるべし 孝を名付けて戒となす 七世の父母に生を享け 衆生の縁に生かさるも 社会の安寧有り難し 仏の教えに皆のため 真理の一員つつしみて 向上めざすの同志たり 慈悲の恩沢感じなば 応える心に戒を持す
小罪無量 実相懺悔 不染汚懺悔 父母の恩 衆生の恩 国王の恩 仏宝の恩 法宝の恩 僧宝の恩
出家の法は無限の励み 仏向上事に精進せん 仏門入るに得度あり 己を後に他を先に 一切衆生に利すべきと 誓いて自ら髪落とす 剃髪最後に周羅問答 仏のみ能く除くなり 師匠代わりて剃るは是か 弟子の内なる仏が許す 入道覚悟を問い質す 今生けじめの引導に 無余の入道覚悟せん
出家得度 最後の一結 寂滅為楽