自分のために生きるべき 恐らく本音で肯定か 社会生活 協調すべき 多くは建て前肯定す 二元に心は安らがず 一切衆生に利益せん ここに二元の心無し 一切自由に自責あり ここに慚恥の心知る 迷いを出でて豊かに生きん 道は隔ての中に無し いざや限りの夢覚めん 一生参学 大事あり 執着やめて道行かん
利他即自利 慚恥の服は荘厳の第一
徳を顕わし生死せん 人みな尊し信ずべし それぞれ分上みな豊か 慈悲の心に隔て無し 同事の教えの済いあり 人に生まるは受け難し 御法の教えは聞き難し 受けたる体 聞く教え 生かすも学ぶも己なり 私求めず世情を断じ 尊き生死を示すとき 無常の中に徳あらん 生死は仏の御いのち 徳は己の修証から
修せざるには現れず 証せざるには得ること無し