昔は不思議を畏れたり。畏れを擬人化、神とした。自然に神々大勢あらん。依るべき神が複数あれば、都合に見合う神もあり。戦争平和も神のもと。
人は勝手をしがちなり。勝手をすれば周りが困る。それを制する方法たてた。恐れを用いて治めるか、掟守らせ罰にて制す。恐れや罰が過ぎるなら、神に縋りて救い受く。一つの神と契約すれば、かくして統制成し遂げる。中世、人は不自由ならん。
ルネッサンスに科学起ち、神への畏れも解き放つ。自由を世法で判じても、正義や慈善に慢心し、世知弁聡にて抜け道探し、力で満足勝ち取らん。
世法は二元、孝は無し。諸縁に四恩を自覚して、慚にて制し、行にて報いん。
神話の時代
聖俗の補完関係
独善・実利優先・テロリズム
孝順心
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