一切衆生を利益せん 如来の教えに隔てなし 無明を脱せぬ輩は 自分の利益になるべきと 貪る心に大迷す 世法を出でた得度の人は 天神地祇も擁護せん 一切世間の損得苦楽 名利に執せぬ得度なり 仏法重くし全てに利益 それが出家の本懐ぞ 浮世の中にも教えを行ず 仏の教え生死も問わぬ 現世に利益し衆生を済わん
仏は何時でも皆のため 仏弟子全て同じなり 仏教日本に根付いて以来 世の為人の為なるは 皆人持つべき心掛け 己の為は慎み持たん 出家は己の為をやめ 一切衆生の為に在り 今生歩むに自分は在るも もちろん忍辱心にさだむ 出家の家庭は衆生の為に 家庭優先矛盾なり 僧侶が結婚するならば 伴侶と慚恥の服を着ん
出家在家の男女 四衆 大乗仏教 慎みは一元 我慢は二元 出家得度 少欲知足 忍辱波羅蜜 有愧の人 無愧の者 寺族得度