お悟りを頂く
―成道会　釈尊四大事の二―　（三版）

六年 体を痛めても　 苦行に心は晴れる無し　 尼連禅河で身を清め　 乳粥供養に力受く　 坐禅を行ぜん 只管に　 心の闇は静まりて　 臘月八日の明星に　 大地有情皆ともに　 同時成道 慶ばん　 諸行の無常に智慧証し　 諸法の無我に慈悲を立て　 一切智者と成り得たり　 仏向上の修証を示す　 悟りの教えに学道せん

得度の因縁
―見釈迦牟尼仏を喜ばざらんや―　（三版）

大恩教主本師釈迦牟尼仏　 生仏住世 値い難し　 教えに主と頂かん　 正道学びて応えなん　 能く忍辱を為し行きて　 寂静無為に黙坐せん　 悟りの人は衆生と共に　 生老病死の苦しみ観じ　 諸法実相 真理を悟る　 仏は衆生を全て知り　 度すべき所 全て度し　 得度の因縁なし給う　 人の色身 滅すとも　 不滅の法身 行に在り

大恩　見佛　教主　聞法　本師　釈迦　出家　牟尼　得道　仏　無常・無我・空