達磨大師がインドより 仏陀の正法伝えたり 単伝正直願いあり 一切衆生の済いなり 見仏ありて聞法せしめ 出家回らし得道向けん 我ら元より貴さあるも 行いありて善ならん 何もせずとも善ならば どうして仏陀の成道有らん 済いの願いに法輪転ず 人天眼目 修証に注ぐ 仏行即ち行願ならん 病を知るもの薬に執し 薬を知るもの病を済う
衆善奉行 人天薬病となる 祖師西来意
蜜 学びなん 耐えて忍ぶと説くならば 我慢をすると誤解あり 我慢は二見の心なり 自我に執して本音あり 忍ぶに堪えるは学ぶべし 世の為 人の為なりと 行う身心 導かん 辱を忍ぶと習うべし 心根深く慎みありて 少欲知足の覚りを修む 必要 受けるを忍びなん 一切衆生の道しるべ 仏陀が在世し導くも 慎み持ちて歩まれり
忍耐 染汚 堪忍 もったいない 慚愧 恥じる思いあり