お盆にご先祖帰られる たまの休暇で帰るなど 世法に当てはめ考えぬ 御仏様には休みはあらぬ 勿論 弟子でも休み無し それならお盆に何をする 墓守り子孫が絶えた家 迎えを忘れた家もある 地獄の釜の蓋さえ開く 仏子は隔てや差別をしない 万霊伴い里帰り 追慕の心で精霊供養 同事の願楽 隔て無し 人の生き方此処にあり
供養はお手伝い 先祖供養は人の道
賓客迎える礼法に 庭から迎える古法あり 大事な客人 関など要らぬ 露地を通して迎えたし 仏の心を学んでみれば 隔てを持たぬ願いあり 寺僧を迎うに玄関通し 隔て無き宗 損ねぬか 寺僧と共に当仏迎う 当仏その方 当家の祖先 玄関通るも妨げないが 普同の心に欠けるあり 縁側露地から同じく迎えん
庭入り 玄関 露地と茶室 慈悲の心 玄関は関所