一切衆生を導く仏 まさに仏に供養せん 済度の願行手伝わん 貴方を通じて皆のため 出家得道 習うべし 自家を出るのが法ならば 正道得るのも法による 法を学ぶは衆生のために 己のためと想うのならば 仏の御子とは言わぬなり 仏弟子心を習い行き まさに供養に応ずべし 己を通して皆のため 自覚し受けるが応供なり
仏の教え 応える心に戒を持す 和敬の同戒 孝順ならん 御法聞き 実相学びて染汚せず 和敬の同見 無生を了ず 衆生の縁に調え完つ我等なり 和敬の同行正道歩まん 己の身 衆生のために生かすべし 諸天も守護する道理なり 仏陀の出世 得度の因縁為し給う 衆生のために説きゆかん 正法に捨てざる我等を慚愧せん 戯論せず共に仏に投入す 同じく仏道行ずべし 自家と異同を論ぜずに 出家に正して和敬せん 共に住持し敬礼すべし
同戒和敬 同見和敬 同行和敬 身慈和敬 口慈和敬 意慈和敬