悟りの人が降誕された お産の奇譚は伝わるも 我等も同じ貴さ証さん 真理を求めて出家して 修行の果てに悟られた 尊き大恩 修証で応えん 迷いに苦しむ衆生へと 悟りの座を立ち転法輪 道を学びて衆生と歩まん 世尊の色身 涅槃に入るも 真理の法身 常在す 生死に著せず精進勤めん
仏生迦毘羅 成道摩掲陀 説法婆羅奈 入滅拘稀羅
仏法学ぶも外道に逸れる 道を外した考え二つ 一切衆生に悉く 尊い仏性 有るという 仏教究極 此処にあり 修行せずとも成仏か 一切皆空 仮和合と 事象も心も仮ならば 人の生死も空ならん 釈迦も達磨も拘らず 情け無きこと斯くなるは 諸法の実相 学び無く 不染汚修証を知らぬなり
天然外道 空観外道 浄信一現